けんせつ神奈川656号・2024年11月5日

大手ゼネコン・住宅メーカーなど40社と一斉交渉

週休2日と5%以上賃上げを

 全国建設労働組合総連合・関東地方協議会は10月16日・17日を中心に大手ゼネコン28社、大手住宅企業8社、大手サブコン4社、計40社との交渉を行いました。週休2日制や大幅な賃上げを求め、2日間で延べ550人が交渉にのぞみました。

全体として大手各社は、

就労者不足や入職者不足の影響から、不十分ながらも技能者の賃上げが必要だとの認識に変わってきており、今春に国と業界で確認された5%の賃上げ目標達成を目標にしていることが伺える交渉となりました。

賃上げとあわせて週休2日・週2閉所の問題については、大手ゼネコン各社の現場で約3割程度達成に留まっており、今後も大幅な賃金・単価引き上げと就労時間削減が喫緊の課題であることが浮き彫りとなりました。

交渉にあたって、全県553人の仲間から現場従事者情報を寄せて頂きました。引き続き、仲間の処遇改善を勝ち取るため奮闘していきましょう。

各社の交渉団長と共に決意の拳を固める

104現場を訪問し所長と懇談

働くルールの確立求め現場訪問・宣伝行動

9月13日を中心に全県で取り組まれた現場訪問および現場宣伝行動は、98人で104カ所の現場を訪問し、53現場の所長と懇談することができました。「建設技能者の確保と処遇改善、労働災害防止のための賛同書」は、21現場で締結しました。

横断幕を掲げて賃上げ宣伝

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