けんせつ神奈川638号・2023年5月5日

1335人の新しい仲間を迎える

2023春の仲間増やし月間

 春の組織強化拡大月間は4月15日、二ヵ月半におよぶ大運動を経て打ち上げました。全県の組織拡大目標・1871人に対し1335人の新たな仲間を迎え入れる到達を築きました。拡大率7・84%の川崎支部を筆頭に横浜鶴見、大和、座間海老名の4支部が自ら掲げた拡大目標を達成しました。

打ち上げ式で目標達成を喜び合う仲間たち

座間海老名支部 「あと一人」からのドラマ6年振りの目標達成

 「あと1人どうなってる!?」4月13日、髙橋組織部長は目の前に迫った支部目標達成が気になって仕事が手につかず、なんとしても目標達成をするために支部事務所に来ました。「対象者はまだいます。加入書をもらおうと各分会でコンタクトを取っていますがなかなかあと1人の加入書が…」「そうか。なんとか今日、明日の行動で加入書をもぎ取ってくるしかないな」そう言って支部事務所を飛び出していった髙橋組織部長でした。

 その3時間後、吉報が入ります。支部のホープ鍋田執行委員から「あと1人だよね。達成だよ」と連絡があり、2017年春の月間以来6年ぶりのドラマチックな拡大目標達成となりました。

 今月間は、事業所大量加入のロケットスタートで勢いよく始まり、途中苦しみましたが、後半に息を吹き返しなんとか支部目標を達成することができました。これは、地道に仲間のもとへ訪問し「だれかいませんか?」「一緒に行動してもらえませんか?」と訴え続けた行動の成果です。全県トップクラスの対話率と訪問率は必ず実を結ぶことを支部のみんなで実感することができました。 座間海老名支部 書記長 梅沢 聡

大和支部 支部50周年に弾み 2期連続クアッド達成で組織実増

 この月間は、昨年秋に続く達成に加え、組織人員を昨年比1%実増させる事を目的とした、2022年度拡大月間の集大成として取り組まれた月間でした。2月5日に行われた組織活動者会議は38人の参加で実施され「拡大を真剣に楽しみ、互いに認め合える組織を作ろう」と意思統一し、闘いの火蓋が切られました。3月19日に行われた中盤決起集会をひとつの峰と設定し、参加の呼び掛けを強めました。この取り組みは「外国人技能実習生と触れ合う」をコンセプトに、ブロック対抗ゲームやブロック別に準備した手料理やお酒が振る舞われ123人が参加し大成功を納めました。実増を成し遂げる為、執行委員会では毎月分会別組織人員、加入・脱退者数を確認。月間中の事業所従業員情報、対象者数、脱退者数を分析。分会自ら目標を設定しました。「全ての分会が昨年比1%実増」を意識した結果、1401人で始まった支部組織人員は3月末で1415人となり、1%実増を成し遂げました。

技能実習生とのふれあい

 節目標に執着し月間を展開、結果全てをクリアしました。最終節に入っても勢い止まらず、4月5日に最終日まで10日を残し目標達成する事が出来ました。青年部・主婦の会・シニアの会も達成し、2期連続のクアッド達成となりました。澤内組織部長は打ち上げ式の中で「これで10月に行われる50周年記念式に向けて弾みが付いた。大勢の仲間で更なる景色が見られるよう私が先頭に立って頑張る所存です。本当にありがとうございました!」と熱く語らいました。 

大和支部 書記長 内藤敦志

建設を明日へつなげる者たち Next Generations 51

現場で培ってきた技術を皆に提供したい

横浜緑支部荏田分会

椙山陽介さん 40歳(基礎・型枠工事)

 長年型枠工事に携わる中で、私自身や仲間のためから、社会の役に立ちたいという想いが強くなってきた。私が社会の役に立つにはどうすればよいかを考えた時、いままで建設現場で培ってきた技術やノウハウを形にしてそれを皆様に提供していき、皆様の現場においても工事の合理化の手助けをすることで社会貢献につながるのではと考えた。

建設国保は仕事に欠かせない存在

 こんな私が社会のために何ができるのか、という大それたことを考えられるのも日々の安定・安心を提供していただける組合のおかげであり、入院は実質本人無料の建設国保などが〝体が資本〟の職人の大きな支えとなっている。目には見えない安心のおかげで、地にしっかり足を付け、仕事に専念していくうえで欠かせない存在となっている。

新工法金物「Uセパ」とは

 一口に合理化といっても、使用材料を減らしたり、かかる手間を減らしたりと様々な方法があるが、私たちが考案した型枠の新工法用金物「Uセパ」によれば、木材に頼っている型枠工事の一部を鋼製枠に置き換えることで木材の使用量を減らすことができ、組立方法が簡単で素早く施工できるので、かかる手間を減らすことができ、これからの人手不足などにも一役買うことができるのではと考えている。

色々な施工方法の動画を配信したい

 人に仕事を教えるのは難しく時間が掛かり、少子高齢化のさなか貴重な若い人に丁寧に仕事を教えていく必要がある。私たちは「Uセパ」の使用方法を説明した動画を配信し、好評を頂いているが、これからも色々な状況における施工方法を配信していきたい。

 昔は「仕事は見て覚えろ」とよく聞いたが、これからは「仕事は(You Tubeを)見て覚えろ」と言って頂きたい。

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