建退共―建設に働く私たちの将来のために

建設労働者・職人のための退職金制度

●公共工事では元請けが掛金を負担します。個人でも任意で加入できます。

見本

建退共とは…

 建設業退職金共済(建退共)は建設業で働く人たちのために国によって設立された退職金制度です。
 同じ事務所で継続して働き、退職金も事業所ごとに支給を受ける他産業と異なり、建設業で働く人たちは現場や事業所を頻繁に変えながら働いていることが多いため、個別の事業所から退職金を受け取るということは難しい状況にあります。
建退共は、建設産業すべてを対象として、「共済手帳」に働いた日数に応じて「証紙」を貼っていくことで掛け金を積み立てていく制度です。共済手帳の交付を受けていれば、いつ・どこの現場・事業所で働いても、働いた日数に応じた掛け金を加算します。ですから、退職時に「建設業で働いた期間」全体が退職金の対象になります。一人親方として働いた分については自分で掛け金を積み立てて行く形式となりますが、建退共の運用利回り(3・0%)は他の制度と比べてかなり有利となっています。掛けた期間が長いほど、支払った掛け金よりも多くの給付(退職金)を受け取ることができます。
建退共では、建設現場で働く労働者・一人親方の皆さんにしっかりと退職金が支給されるよう、すべての公共工事の積算に「建退共済金」が入っています。組合で手続きをすれば「建退共手帳」はすぐに発行されます。現場で就労日数分の証紙を貼らせましょう。
 住宅メーカーでも「手帳のある人には貼ります」という現場が増えてきました。野丁場・新丁場に働くすべての仲間が「建退共手帳」を持ちましょう。

個人でも任意でも加入できます
掛 金月々 6,700円、現在 3.0%/年。銀行の金利に加えてダンゼン有利

 町場や一人親方の人も月々6,700円の掛金で、右図のように退職金が支給されます。物価水準の変動などにあわせて5年ごとに掛金と給付の見直しを行うので「長期にかける老後の備え」には最適の退職金制度です。

加入年数と給付金の説明グラフ

組合員から、あなたへ

中央副執行委員会(賃金対策部長) 荒井 俊喜

「みんなで闘えば、建設産業は変わる」
 言うまでもなく賃金は、生活を支える重要な問題です。
 神奈川土建をはじめとした建設労働組合の運動で、『公契約条例』の制定が神奈川県下の自治体で現実的なものとなって来ました。
 また、年2回開催される『大手企業交渉』でも、現場従事者の参加で労働環境の改善が大きく進んでいます。
 建設産業の民主化に向けて、一緒に頑張りましょう。