「台風で屋根が!」どけん火災共済での給付

はじめに

9月9日(月)未明の台風15号は千葉市付近に上陸、関東各地に記録的な防風をもたらし、気象庁のアメダス(地域気象観測システム)千葉では最大瞬間風速57.5m/sを記録、観測史上1位となっています。被害に合われた組合員のみなさん、関係者の方へ心よりお見舞い申し上げます。

 

自然災害には、どけん火災共済のお見舞金が


自然災害での給付は、被害の程度と加入口数に応じたお見舞い金となっています。また給付額には限度額が決まっています。

では、どのような場合に給付されるのでしょうか?sizensaigai_il

自然災害

暴風雨、旋風、突風、台風、高潮、高波、洪水、なが雨、豪雨、雪崩、降雪、降ひょうをいい、自然災害等による損害には、防災または避難に必要な処分を含むものとする(「どけん火災共済運営細則」第2条2項)

ということは台風はもちろん、洪水や雪の影響などで家屋に被害が出た場合にも対応できます。

災害の程度に応じて

給付は災害の程度に応じて加入一口あたりの給付額と限度額が決まっています。

全壊の場合は家屋の66%以上の破損で全壊と認定し最大一口あたり45,000円給付限度額は450万円です。

今回のように台風被害であれば、下記のような「部分壊」の場合があてはまると考えられます。

修繕にかかる工事金額土建共済会の給付区分一口あたりの共済金額給付の上限
100万円超部分壊1級4,000円50万円
50万超~100万円以下部分壊2級2,000円25万円
20万~50万部分壊3級1,000円15万円
20万円以下部分壊4級500円6万円

 

給付されない物、場合


家財のみの損害

建物の損害と合わせて家財が損害を受けた場合は対象となりますが、家財のみの損害は給付の対象外です。窓、扉などの一部が破損したために生じた損害では給付できますが、閉め忘れた窓などの開口部から雨風が吹き込んだため家財に損害が生じた場合は対象外となります。

門、塀、物置などの付属物

火災の場合と異なり、自然災害等による損害については門、塀、物置などの付属物は対象外となります。

経年劣化

年月が経過すると自然と傷みが出てきます。そのため、損壊した部分以外も「ついでに修繕」することもあるかと思います。どけん火災共済での給付は、損壊した部分の修繕費用以外は対象になりません。

 

まずは工事の見積もりを


工事明細・見積書を

屋根・雨どい・壁など、建物の損壊部分の修繕にかかる工事明細・金額(見積り書)を組合へお出しいただきます。

工事金額について

工事金額は、業者ごとに違いがあるものです。そのため、どけん共済会では、公平・中立的な立場で、お出しいただいた工事明細・金額に基づき標準工事金額を算出、以下の自然災害共済金認定基準表にあてはめて、給付金額を計算します。

 

必要書類


給付例


給付計算例 建物へ200口の加入で、標準工事金額が40万円だったときの給付

→部分壊3級となり、1,000円×200口=200,000円

上限が15万円なので、150,000円給付となります(別途15%臨時費用)

「保険で屋根は全部直る!」トラブルにご注意を


見知らぬ業者から「お宅の屋根は自然災害で壊れたものだから、保険で全部直る。うちの会社で修繕しませんか。保険請求手続きも代行します」などと話を持ちかけられ、話に応じると、高額な費用を請求されたり、途中で断ると違約金を要求される、などのトラブルが増えています。自然災害が起きたときには、まずは組合に相談し、信頼のできる業者を紹介してもらってください。 

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